ムラサキノヤカタ

徹頭徹尾ひとりごと

ニカラグアを知った日のことを今でも思い出す

国際法判例百選を購入した。

 

 

amzn.asia

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入門ゼミの担当者である国際法教授や、その後も付き合いの続いた数少ない友人と出会い、慣れない手つきで文献を漁りに図書館を出入りしていた大学1年の初夏を思い出す。

 

 

所謂「国際的な活躍をする弁護士」になるには語学力に自信がないためあまり考えていないが、国際条約や国際政治について思いを巡らせ、個別具体的な事例における自分なりの正義論を模索することは好きだ。

 

各国のスケールの大きい思惑のぶつかり合いを中立、客観的な視点から考察することには、他人の色恋沙汰を傍目で観察するときの面白おかしさと類似するところがある。自分の価値観に合致するか否かという問題は一度よそへ追いやって、観察の対象として見るのだ。

 

法律学科にきて本当に良かったと思う。