ムラサキノヤカタ

徹頭徹尾ひとりごと

2018-01-01から1年間の記事一覧

誰のことを書いたのか思い出せない

体調を崩す。胃腸が弱っていたようだ。 某ラジオの公開イベントを堪能する。 『国境の南、太陽の西』を読み終える。 祖母が入院すると聞いたが、精神の方は健康だろうか。 東京は、既に冬の夜を形作っていた。 12月をテンポアップして今年を終わらしたいな、…

残像

水曜日と木曜日、どちらも丁寧に水を汲むのは難しい。 君といた時は見えた、今は見えなくなったと藤原基央が言っていた。 肉眼で世界を見渡すことができなくなったことが少し悲しい。 放っておくと人の機能は衰退する。 どのようにそれに抗っていくのかが、…

拝啓16歳

気分が良くなかったので、金を使った。 今日は調子が悪かったのだと割り切ってしまえば、授業をサボることで人は意外と気楽になれる。 水曜日に『Catch up, latency』がリリースされた。 ここで会ったがけもの道、癖になる。 どこかセンチメンタルピリオドな…

逃避行

明日に何か餌があるから、僕らは今日を歩く。 少し気を抜くと、たちまち過去に飲み込まれてしまう。 やはり、この季節がそうさせるのか。 嫌な夢ばかり見る。 そこには観念的な断頭台があって、その上に立つ僕を、多くの人が冷めた目で見上げているのだ。 そ…

紫の花

火曜日。 大衆居酒屋で酒を飲み、夜通しカラオケをして帰宅。 こんなことは久しぶりであった。ただ、やはりといってはなんだが、それほど楽しくはなかった。 不確定な未来。 価値観の相違。 1990年代の10年間は、僕らの世代にとって必要のないものだったのか…

世界樹の水脈

水が溢れるのは一瞬である。一旦溢れ始めてしまうと、それは留まることを知らない。 季節は巡った。暖かな秋だ。 学生運動が盛んであった頃の風土の残るこの建物は、古めかしい空調の音が少々騒がしい。 ただ、それさえ止まってしまうと、ここはとても静かだ…

ニカラグアを知った日のことを今でも思い出す

国際法判例百選を購入した。 amzn.asia 入門ゼミの担当者である国際法教授や、その後も付き合いの続いた数少ない友人と出会い、慣れない手つきで文献を漁りに図書館を出入りしていた大学1年の初夏を思い出す。 所謂「国際的な活躍をする弁護士」になるには語…

玉葱の香り

徹底的に一人になりたがっている気がする。 人生でこんな期間は初めてだ。 僕の20歳は、もう間も無く終わる。 失いばかりだった日々思い出さないようにして、また一つ歳をとる。 想像していたより幾分早く、僕の大学3年の夏休みは終わる。 前期の単位は全て…

ピースサイン

本棚を組み立てた夜勤明けの日曜日。 寿司はおいしい。 福浦和也が3年振りの本塁打。 夕方に目覚めると、1日なんてこんな風に終わる。

日記をつけよう。 8日。土曜日。 渋谷のカフェでひとり。 アイスティーとケーキ。 マネーボールを読む。 フィクションフリーククライシスのTシャツ。 5月と9月の冷房は、僕には冷た過ぎる。 日記の話である。 日記と言っても、明確なモティベーションがある…